子宮の日(4月9日)についての投稿で、
「日本でこの検査を受ける人はまだまだ少ないし、子宮頸がんの検査について知る機会も少ないような気がします。」と書きました。
少し訂正です。
多くの自治体で、子宮頸がん検診(*)を無料又は安く受けられるそうです。自治体によって異なるそうですが、多くの場合20歳から、2年に1回の検診としているところ が多いとのこと。
やはり、検診者の数はまだ、他の国に比べて少ないようです。
(5年前のですが、右図参照。)
実際に1週間ほど前、足立区から無料検診の知らせが届いて知りました。
足立区の条件は「20歳以上で、今年偶数年齢を迎える女性」。区内の30ほどの指定クリニックで受けられるということで、家に近いクリニックからいくつか電話をしてみて、予約がとれたところに行ってみました。男の先生でしたが、痛みもなくかなりスムーズに頚部の細胞をとってくれました。ついでに、プラス2,000円で子宮と卵巣を調べる経腟超音波もやってもらいました。
3年ほど前に、住んでいたバンコクの(きれいな)病院でこの検査を受けた時は、子宮と卵巣のチェックのために、膣内に指を挿入され、そのままの状態でお腹を何度か押されて不快感を覚えたのですが、今回はそれはなくてほっとしました。これは日本でも一般に行われているそうで、超音波だけでは分からない子宮の状態を知るための内診だそうですが。
ちなみに、2009年4月に政府が決定した追加経済対策(新三種の神器とか謳ったのもこの時)の中に「子宮がんと乳がん検診を無料化する。子宮がんは20~40歳まで5歳刻みの各年齢に、乳がん検診は40~60歳まで5歳刻みの各年齢に達した人が対象。」とあったらしく、(「子宮頸・乳がん 検診無料券を配布へ」 公明党新聞より -私は創価学会信者ではないですが)ということは、今後少なくとも全国で対象年齢の女性は5年に1回は無料で受けられることになるようです。
ただ、予算上5年に1度なんでしょうが、検診自体は少なくとも2年に1度、できれば1年に1度と医療機関では言われてるし、誤解を起こしそうな。
(*)子宮頸がん検診:
「子宮がん検診」と総称して呼ばれるが、子宮体部検診とは異なり、子宮頚部の細胞を綿棒のようなもので採取し、検査する。検査自体は3分くらいで終わり、結果が1週間後くらいにでる。
2009年6月16日火曜日
映画: スティーブン・キングの作品 ~パート2
ホラー小説家 スティーブン・キング(1947年、米国メイン州出身)
1ヶ月程前の、スティーブン・キングの映画特集に続き、
また2本ほど彼の小説を基にした映画を見ました。
前に見た4本は、「絶対に今夜悪夢を見てしまう..」と思いながらも、
そのストーリーに圧巻といった感じでしたが、今回の2本は血の流れるシーンが多すぎました。
「クジョー(1983)」 原題:Cujo
海に面した美しいメイン州のとある町。
若い夫婦(ビック&ドナ)と幼い息子(タッド)3人の幸せな家庭を恐怖に落とし入れたのは、同じ町の車修理屋に飼われるセイントバーナード犬のクジョー。
クジョーはこうもりに噛まれたことで、狂犬病にかかっていた。
徐々に凶暴になっていくクジョーは、とうとう飼い主を殺してしまうまでに。
そうとは知らず車修理の依頼にやってきた、母のドナと息子タッド。そこに待っていたのは、恐ろしい目をしたクジョー。クジョーは、エンストで動かなくなってしまった車に閉じ込められた2人を激しい勢いで襲いかかる。ドナは血だらけになりながらも息子を必死に守ろうと立ち向かう。
息も詰まる死闘の末、ドナは息を引き取りつつ息子の命をとりとめることに成功する。そこに、出張中だった夫がやっと駆けつけたシーンで映画は終わる。
ストーリーは、夫の友人と関係を持っていたことに悩むダナへとふりかかる罰のようにして描かれています。
「夫に申し訳ない。もう止めよう」と後悔する彼女が、「取り返しなんてつくものではない」とばかりに非情にクジョーに攻撃されるシーンはとても心苦しい。
この映画がずっと気になっていたのは、夫の実家に3年ほど前まで生きていた犬が「クジョー」という名前だったから。白いふわふわした犬なのに、攻撃的であまり人に懐かなかったからそう名づけたられたそう。私の知ってるクジョーはそんなに怖くなかったのだが。
ちなみに古代のアメリカ先住民族の言葉で、「クジョー」とは「止めることのできない力」という意味だったそうです。
「ニードフル・シングス (1993)」 原題:Needful Things
舞台は再び、よくある(おそらくメイン州の)田舎町。
ここに引っ越してきた初老の男が、「ニードフル・シングス」というアンティークの店を開く。一見優しい顔をしたその男は、店を訪れる人が必ず欲しくなるものを売っていた。ベースボールプレーヤーのサイン入りカード、不思議な輝きを放つペンダント、昔を思い出させる懐かしい大学のスポーツジャケット....
それぞれの人の心の穴を埋める貴重な一品ばかりであった。しかし、それらを売る代わりに男は彼らに悪戯をはたらくように仕向けるのであった。
しばらくすると静かだった小さな町で世にも恐ろしい出来事が次々と起こり出す。
凶悪な殺人事件、子供の自殺未遂、....
そして、それはどれもアンティーク店に出入りしていた人々によって起こされた事件だった。
でも、この1本は残虐すぎて、途中で見るのを止めました。他のスティーブン・キングのホラー作品と比べると、ストーリー性よりもただ血の流れるシーンが目立ってしまいすぎていました。残念。
1ヶ月程前の、スティーブン・キングの映画特集に続き、
また2本ほど彼の小説を基にした映画を見ました。
前に見た4本は、「絶対に今夜悪夢を見てしまう..」と思いながらも、
そのストーリーに圧巻といった感じでしたが、今回の2本は血の流れるシーンが多すぎました。
「クジョー(1983)」 原題:Cujo
海に面した美しいメイン州のとある町。
若い夫婦(ビック&ドナ)と幼い息子(タッド)3人の幸せな家庭を恐怖に落とし入れたのは、同じ町の車修理屋に飼われるセイントバーナード犬のクジョー。
クジョーはこうもりに噛まれたことで、狂犬病にかかっていた。
徐々に凶暴になっていくクジョーは、とうとう飼い主を殺してしまうまでに。
そうとは知らず車修理の依頼にやってきた、母のドナと息子タッド。そこに待っていたのは、恐ろしい目をしたクジョー。クジョーは、エンストで動かなくなってしまった車に閉じ込められた2人を激しい勢いで襲いかかる。ドナは血だらけになりながらも息子を必死に守ろうと立ち向かう。
息も詰まる死闘の末、ドナは息を引き取りつつ息子の命をとりとめることに成功する。そこに、出張中だった夫がやっと駆けつけたシーンで映画は終わる。
ストーリーは、夫の友人と関係を持っていたことに悩むダナへとふりかかる罰のようにして描かれています。
「夫に申し訳ない。もう止めよう」と後悔する彼女が、「取り返しなんてつくものではない」とばかりに非情にクジョーに攻撃されるシーンはとても心苦しい。
この映画がずっと気になっていたのは、夫の実家に3年ほど前まで生きていた犬が「クジョー」という名前だったから。白いふわふわした犬なのに、攻撃的であまり人に懐かなかったからそう名づけたられたそう。私の知ってるクジョーはそんなに怖くなかったのだが。
ちなみに古代のアメリカ先住民族の言葉で、「クジョー」とは「止めることのできない力」という意味だったそうです。
「ニードフル・シングス (1993)」 原題:Needful Things
舞台は再び、よくある(おそらくメイン州の)田舎町。
ここに引っ越してきた初老の男が、「ニードフル・シングス」というアンティークの店を開く。一見優しい顔をしたその男は、店を訪れる人が必ず欲しくなるものを売っていた。ベースボールプレーヤーのサイン入りカード、不思議な輝きを放つペンダント、昔を思い出させる懐かしい大学のスポーツジャケット....
それぞれの人の心の穴を埋める貴重な一品ばかりであった。しかし、それらを売る代わりに男は彼らに悪戯をはたらくように仕向けるのであった。
しばらくすると静かだった小さな町で世にも恐ろしい出来事が次々と起こり出す。
凶悪な殺人事件、子供の自殺未遂、....
そして、それはどれもアンティーク店に出入りしていた人々によって起こされた事件だった。
でも、この1本は残虐すぎて、途中で見るのを止めました。他のスティーブン・キングのホラー作品と比べると、ストーリー性よりもただ血の流れるシーンが目立ってしまいすぎていました。残念。
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