2010年3月26日金曜日

香港での食事マナー

3月12日~14日の香港旅行の記録。第2弾は、食事マナーについて。

・食前の食器洗い

飲茶ランチに 連れて行ってもらいました。丸テーブルに着くとすぐ、大きな急須が2つ出てきました。でも、注文を選ぶ間、誰もお茶を注ごうとしません。お茶 が濃くなってしまうと思って、急須に手を伸ばしたところ「まだ!」と一言現地の友人に言われました。

「ゲストにお茶を注がせるのは良くないのかな?」等と考えながら、待っていると友人が、「見てて」と言ってお茶で食器を洗い出しました。手際よく、お椀にお茶を注いで、スプーン、箸、湯のみ茶碗、茶碗とお茶に通す感じで洗っていきました。

使用済みのお茶を、テーブル上の大きなボールにあけて終了。洗う為に使ったお椀は食べるときには使用しないそう。ちなみに、もう一つの急須にはお湯が入っていて、濃くなったお茶が入った急須にお湯を足しつつお茶を飲んでいました。

食事前の(特にレストランで?)マナーだそうです。

・お茶を注いでもらって「ありがとう」は言わない。


飲茶を食べながら教わったもう一つのマナーは、お茶を注いでもらった時、指先で感謝の意を示すこと。右手でピアノを弾くような感じで、テーブルの上を指先で2,3秒つつく感じ。香港の人たちはとっても賑やか。友人曰く、広東語(香港の公用語)は北京語(中国本土の公用語)より「うるさい」そうで、食べながら楽しく会話を楽しむのは最優先。「ありがとう」と口を挟むよりも、会話の流れを止めずに動作で感謝の気持ちを示すということです。

友人は、香港で「ありがとう」と言う人を見ると「香港生活が短いんだな」と感じるそうです。
香港レストラン(中華レストランも)の湯のみ茶碗はとても小さく、お茶を注ぎ合う場面は頻繁にあるので、気をつけてみているとすぐに気づきます。

・上質な紅茶はストッキングで

蘭芳園というレストランのお薦めアイスティー。英語表記が "silk iced tea"となっていて、確かにとても滑らかでおいしい!その秘訣は、紅茶を入れる時、上質な紅茶葉をなんとストッキングに入れて、お湯を注ぐそう。友人は「もちろん使用されてないストッキング」と笑っていたけど、きっとストッキング生地で専用に作られた、ティーバッグなんだろうと思いました。

ちなみに、蘭芳園はミシュランガイドに(星なしだが)選ばれたそう。香港島のハリウッド通り近くにあります。


・忙しい朝の朝食

メニューにこう書いてあったら、どんな朝食を想像しますか?
「マカロニスープ、目玉焼き、ソーセージ&ハム、トーストとコーヒー」

運ばれてきてびっくり!トーストとコーヒー以外、全部スープに入ってました。しかも、味の素ががっちり入ったようなラーメン風のスープにの中にマカロニ。カルチャーショックでした。

現地の友人に確認すると、「朝は忙しいから、全部入れて一遍に食べるんだよ」と。うーん、これは微妙。

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