2009年7月8日水曜日

アメリカ人の夫が身につける日本語

アメリカ人の夫は、金融会社で翻訳をしているから、
日本語は食べていく上で必要だし
朝刊も夕刊も日経新聞を毎日読んでいる。

でも、仕事場や、テレビ・新聞ではあまり出てこないだろうと思われる
言葉を使うと、どこでそんな言葉を習ったのか不思議に思い、
つい会話を中断してつっこんでしまう。
特に笑えるのが、私の両親が使う特有の言い回しだったり、
彼らの栃木弁を見につけて使っているとき。

でも、私の両親と住んでいたのは3ヶ月間ほど。その他は1ヶ月に数回しか
会わないのにその短い間に、普段聞きなれない言葉を聞くと吸収するらしい。
私は5年生まで栃木で育ったので、栃木に帰ったり両親と話す時に自然に使い分けている。
あえて意識していないけど、夫の口からでるとなぜかおかしくて、
「これは栃木弁なんだ」と再認識する。

以下が、その例(「栃木弁」ではなくて、単なる家族の言い回しも多々)。
3・4は、さすがに夫は冗談半分でしか使わない。

1. 「わりかし」= 意外と 
  父がよく、「これ、わりかしうまいんだよ」と言う。
2.「ごきちゃん」=ごきぶり 
  母が「ごきちゃんがでた!」と言う。両親の家にいた時、そんなに何度もでたとも思えないのだが。
3.語尾の「ど」
  父が使う。きっと栃木弁。
  「行ぐど!」=行くぞ、行くよ。「出たど」=出たぞ、出たよ。
4.語尾の「(だ)がね」
  私が栃木に行ったときに使う。祖母と会話するときなど。
  「私、それ言ったがね」=「私、それ言ったよね」
  「お店はこっちだがね」=「お店はこっちだよ」
5. 疑問形語尾の「ん?」
  「もう食べたん?」「寝てたん?」「テレビ見てるん?」
  

1 件のコメント:

  1. 久々に備忘録見たよ。
    なるほどそこでその言い回し!?
    的な所は聞きなれない言葉への吸収力からきてるわけですね。
    次回また楽しみにしています。

    返信削除