2009年6月24日水曜日

子宮頸がん検診

子宮の日(4月9日)についての投稿で、
「日本でこの検査を受ける人はまだまだ少ないし、子宮頸がんの検査について知る機会も少ないような気がします。」と書きました。

少し訂正です。

多くの自治体で、子宮頸がん検診(*)を無料又は安く受けられるそうです。自治体によって異なるそうですが、多くの場合20歳から、2年に1回の検診としているところ が多いとのこと。
やはり、検診者の数はまだ、他の国に比べて少ないようです。
(5年前のですが、右図参照。)


実際に1週間ほど前、足立区から無料検診の知らせが届いて知りました。
足立区の条件は「20歳以上で、今年偶数年齢を迎える女性」。区内の30ほどの指定クリニックで受けられるということで、家に近いクリニックからいくつか電話をしてみて、予約がとれたところに行ってみました。男の先生でしたが、痛みもなくかなりスムーズに頚部の細胞をとってくれました。ついでに、プラス2,000円で子宮と卵巣を調べる経腟超音波もやってもらいました。

3年ほど前に、住んでいたバンコクの(きれいな)病院でこの検査を受けた時は、子宮と卵巣のチェックのために、膣内に指を挿入され、そのままの状態でお腹を何度か押されて不快感を覚えたのですが、今回はそれはなくてほっとしました。これは日本でも一般に行われているそうで、超音波だけでは分からない子宮の状態を知るための内診だそうですが。

ちなみに、2009年4月に政府が決定した追加経済対策(新三種の神器とか謳ったのもこの時)の中に「子宮がんと乳がん検診を無料化する。子宮がんは20~40歳まで5歳刻みの各年齢に、乳がん検診は40~60歳まで5歳刻みの各年齢に達した人が対象。」とあったらしく、(「子宮頸・乳がん 検診無料券を配布へ」 公明党新聞より -私は創価学会信者ではないですが)ということは、今後少なくとも全国で対象年齢の女性は5年に1回は無料で受けられることになるようです。

ただ、予算上5年に1度なんでしょうが、検診自体は少なくとも2年に1度、できれば1年に1度と医療機関では言われてるし、誤解を起こしそうな。

(*)子宮頸がん検診:
「子宮がん検診」と総称して呼ばれるが、子宮体部検診とは異なり、子宮頚部の細胞を綿棒のようなもので採取し、検査する。検査自体は3分くらいで終わり、結果が1週間後くらいにでる。

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